40歳でニューイヤーへ-。陸上男子5000メートルの元日本記録保持者・松宮隆行(愛知製鋼)が6区(8・5キロ)で区間6位となる25分19秒の走りを見せた。

タスキを5位で受け、そのまま順位を維持した。チームは、5位(3時間56秒45)で、上位6位までに与えられる来年元日の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の切符を獲得した。

今年2月21日に40歳になった松宮は、9月に5000メートルで13分58秒61を出した。自己ベストは07年の13分13秒20秒だが、40歳にしては、まさに驚異的と言えるタイムを残していた。故障なく好調ならば、来年のニューイヤーに出場できる可能性は十分だ。

松宮は秋田・花輪高を卒業後、コニカミノルタに入社。08年北京オリンピック(五輪)にも5000メートルと1万メートルで出場した。15年4月から愛知製鋼に移籍し、選手兼コーチで活躍していた。