住友電工のルーキー阿部弘輝(22)が4区(9・5キロ)で26分44秒の区間新をマークした。従来の記録を9秒塗り替えた。

調子は直前まで上がらなかったというが、何とか整えてきた。下りの多い区間で、持ち味のスピードを発揮した。明大4年時の箱根駅伝でも7区の区間新記録を樹立している阿部は「流れを変える走り、勢いを付ける走りをしたいと思っていた。そういった走りができてよかった」と振り返った。

住友電工は3時間57分55秒で、NTT西日本に続く2位に入った。出場を決めた来年元日の全日本実業団対抗駅伝へ向けて、「区間賞を取れるように頑張りたい」と話した。