関東学生陸上競技連盟は29日、来年1月2、3日の第97回東京箱根間往復大学駅伝の区間エントリーを発表した。

順大のスーパールーキー三浦龍司(1年)は、1区に起用された。3000メートル障害が本職だが、10月の箱根予選会日本人トップの5位、11月の全日本1区区間新をマークするなど、破竹の勢い。12月の長距離・日本選手権は右太もも付け根の打撲で回避したが、初出場となる箱根の1区で再び快走を目指す。14日には「強い選手もいると思いますが、走りで存在感を見せたい」と意気込んでいる。

その1区は、各大学の注目ルーキーがひしめく可能性がある。中大の吉居大和、駒大の鈴木芽吹、東海大の石原翔太郎、青学大の佐藤一世がいずれも補欠に回っており、当日変更で投入されることが濃厚。箱根駅伝の今後を担うルーキーたちが、しのぎを削る舞台になる可能性がある。