1月2、3日に行われる東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝、10区間217・1キロ)の区間エントリーが29日、発表され、出雲、全日本を制し、史上5校目の年度3冠を狙う駒大は絶対エースの田沢廉(4年=青森山田)を2区に配置した。

出雲で6区区間賞も全日本を回避した鈴木芽吹(3年=佐久長聖)を4区に配置。スーパールーキーの佐藤圭汰(1年=洛南)は補欠登録で、当日までの“様子見”となりそうだ。

大会連覇を目指す優勝候補の一角、青学大はエース近藤幸太郎(4年=豊川工)を2区に配置。田沢とのエース対決となりそうだ。前回大会でMVPの金栗杯を受賞した中村唯翔(4年=流経大柏)や主力選手の1人、岸本大紀(4年=三条)は補欠登録だった。

東京五輪男子3000メートル障害で7位入賞した順大の三浦龍司(3年=洛南)、2区及び3区の区間記録を持つ最強留学生、東京国際大のヴィンセント・イエゴン(4年)、中大の吉居大和(3年=仙台育英)ら各校エースが軒並み補欠登録に。東京国際大は日本人エースの丹所健(4年=湘南工大付)が2区、もう1人の留学生のルカ・ムセンビ(4年=仙台育英)が4区にエントリーされた。

メンバー変更は往路、復路とも当日朝レース開始1時間10分前に受け付け。交代は最大6人(1日に交代できる最大人数は4人)。

【関連記事】駒大・田澤廉と青学大・近藤幸太郎が2区でエース対決/区間エントリー一覧>>