当日の区間エントリーが行われ、47年連続92回目の出場となった早大は、4区を変更し、佐藤航希(3年)がエントリーされた。前回は9区で区間14位。「昨年の借りを返したい一心でやってきました。チームに貢献できるように頑張りたいと思います」と誓う主軸の一人を投入した。

昨年は1万メートル27分台の自己記録を持つ実力者を3人そろえ、優勝候補の一角に挙げられながら13位でシード落ち。6月にOBの花田勝彦監督が就任し、再建を図ってきた。

10月の予選会は4位で本戦切符を獲得し、全日本大学駅伝では一時は2位につけての6位。故障者も少なく、順調に箱根本番に調整を進めてきた。

花田監督は、今月中旬の練習公開時に、「予選会と全日本と想定した中でこれましたので、箱根は上方修正して選手とやってきました」と説明した。当初は「7位以内」としていた目標を、「往路3位以内、総合5位以内」に設定し直した。

流れを作りたい往路の5人は以下となった。

 

1区 間瀬田純平(1年、鳥栖工業)

2区 石塚陽士(2年、早稲田実業)

3区 井川龍人(4年、九州学院)

4区 佐藤航希(3年、宮崎日大)

5区 伊藤大志(2年、佐久長聖)