第99回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の区間エントリーの当日変更が2日朝に発表され、各チームのエースが花の2区に起用された。

連覇を狙う青山学院大(青学大)は、当日変更で太田蒼生(2年)を4区に投入。2年連続7度目の総合優勝を狙う。

今季の学生駅伝で、出雲駅伝、全日本大学駅伝を制した駒澤大(駒大)は、3区に篠原倖太朗(2年)、5区に山川拓馬(1年)を起用。出雲2区区間賞、全日本2区2位で、補欠登録となっていたスーパールーキー・佐藤圭汰(1年)は、往路にエントリーされず、翌3日の復路に温存されることとなった。2区にはエース・田澤廉(4年)が控えており、史上5校目の3冠を目指す。

前回総合2位の順天堂大(順大)は、21年の東京オリンピック(五輪)3000メートル障害7位入賞の三浦龍司(3年)が、当日変更で2区に入った。2年連続で花の2区を駆ける。

総合3位を狙う中央大(中大)は、吉居大和(3年)が2区に投入された。前回1区で15年ぶりに区間新記録を樹立したエースは、初の2区出走となる。

前回総合5位の東京国際大は、最強留学生のイエゴン・ヴィンセント(4年)を4区に起用。2区は12月29日の発表通り、丹所健(4年)が担う。

箱根駅伝往路は午前8時にスタート。全21チームがゴール地点の芦ノ湖を目指す。