今夏の女子マラソン世界選手権代表選考を兼ねた大阪国際女子マラソン(29日、大阪・ヤンマーフィールド長居発着)を控えた28日、出場選手は大阪市内で最終調整を行った。

今大会には、21年東京五輪1万メートル代表の安藤友香(28=ワコール)を筆頭に、佐藤早也伽(28=積水化学)、上杉真穂(27=スターツ)ら実力ある選手がそろう。

なかでも、24年のパリ五輪出場に燃える安藤は27日の会見でひとりだけ「優勝」を口にする気概を見せていた。「マラソンでの優勝の経験はないので、ここで優勝したい」。言葉通りの力強い走りを見せるべく、冬の浪速路に全力を込める。佐藤も「いままでマラソン練習してきたなかで一番練習できた。目標タイムは自己ベストです」と気合十分だった。