ソニー株式会社は23日、世界陸連(WA)のスポンサーシップに合意したと発表した。期間は今年3月1日開幕の世界室内陸上選手権から26年末までの約3年。同期間には25年9月に東京で開催される世界選手権(世界陸上)も含まれる。

この日は世界陸連のセバスチャン・コー会長を招き、都内で調印式を実施。コー会長は会の冒頭で、1月1日に発生した能登半島地震に触れ「被災をされた方々に心よりお見舞いを申し上げたい。亡くなられた方々へのご冥福をお祈り申し上げます」と見舞いの言葉を述べた。

その上で、ソニーとのスポンサーシップ締結について「世界レベルのパートナーシップをとることで、世界クラスの方とともに連携したパートナーシップになると思う。ファミリーとして大きく成長していければ」と語った。

ソニーグループ株式会社代表執行役社長COO兼CFOの十時裕樹氏は「新しい感動の創出を、我々のテクノロジーで実現していきたい。スポーツの発展につなげていきたい」と話した。

25年東京大会は9月13~21日に国立競技場で開催予定。開幕まで600日となった22日には、東京都庁でコー会長と小池百合子都知事による会談も行われた。