23年世界選手権代表の山本有真(23=積水化学)が3000メートル決勝に臨み、9分16秒71で優勝した。

事前に見据えていた「9分5秒以内」には届かなかったが、目標の2位以内に入り、世界ランキングのポイントを積み上げた。

今夏のパリオリンピック(五輪)代表入りへは、参加資格を満たした上で6月の日本選手権で好成績を残すか、世界ランキングで上位に入る必要がある。今月13日の出国時には「世界陸上では自分の力が発揮できず、悔しい結果で終わっている。もう1度、世界の舞台で自分の力を発揮して、もっと上の世界を見てみたい。そのためにもパリに出場して、リベンジをしたい」と語っていた。