また、ドラマチックな逆転劇を見せた。全日本大学女子駅伝王者の城西大が、関東勢初となる富士山制覇を成し遂げて、大学2冠を達成した。
1区3位でタスキを受け継いだ城西大は、2区本間香(1年)が区間新の快走で首位に躍り出た。しかし、5区で大東大に逆転を許し、3番手に沈んだ。それでも、6区窪田舞(1年)が順位を1つ上げると、最終7区の大西由菜(1年)が4キロ前の下り坂で加速し、大東大に逆転。終盤には東北福祉大に首位を譲ったが、7キロ過ぎの上り坂で力を発揮した。
ドラマチックな逆転劇で初優勝
■■ 最終順位 ■■
(1)城西大 2時間22分36秒
(2)東北福祉大 2時間22分47秒
(3)大東文化大 2時間23分10秒
(4)名城大 2時間24分34秒
(5)立命館大 2時間25分59秒
(6)大阪学院大 2時間26分35秒
(7)福岡大 2時間26分59秒
(8)全日本大学選抜 2時間27分03秒
区間賞
| チーム | 選手 | タイム | |
| 1区 | 立命館大 | 佐藤ゆあ | 12分47秒 |
| 2区 | 城西大 | 本間香 | 20分36秒※ |
| 3区 | 立命館大 | 森安桃風 | 10分10秒 |
| 4区 | 名城大 | 米澤奈々香 | 14分14秒 |
| 5区 | 大東文化大 | サラ・ワンジル | 33分29秒 |
| 6区 | 城西大 | 窪田舞 | 19分24秒 |
| 7区 | 城西大 | 大西由菜 | 29分37秒 |
※は区間新
年明けも駅伝はニッカンスポーツ・コムで
■レース経過 ※タイムは速報値
◆1区=4・1キロ(富士山本宮浅間大社前~富士山本宮浅間大社前)
※区間記録 24年=小川陽香(全日本大学選抜)12分42秒
◆スタート 午前10時に号砲。天候は晴れ、気温10・3度、湿度51%、北西の風2・0メートル。24チームが一斉にスタート。過去10年で気温は2番目に高い。大東文化大・相場が先頭
◆1キロ 3分11秒で通過。東洋大・平方が先頭
◆2キロ 東洋大・平方は集団に吸収される。先頭は城西大・大東文化大・立命館大・名城大・全日本大学選抜の5チームに
◆第1中継所 残り400メートルで立命館大・佐藤が先頭に出て、首位でタスキリレー。
(1)立命館大 12分47秒
(2)全日本大学選抜 +03秒
(3)城西大 +04秒
(4)名城大 +06秒
(5)大東文化大 +08秒
◆2区=6・8キロ(浅間大社前~石井鉄工所前)
※区間記録 19年=五島莉乃(全日本大学選抜)20年=和田有菜(名城大)20分40秒
◆1キロ 3位でタスキを受け継いだ城西大だが、本間が首位に躍り出る
◆2・5キロ 本間が集団から抜け出す。2位は立命館大、3位は名城大。4位全日本大学選抜、5位大東文化大
◆4・5キロ 2位に東北福祉大。トップとの差が192メートル。6位大東文化大までの2位集団
◆5キロ 1位の城西大・本間は5キロ15分27秒と区間新を狙えるハイペース
◆第2中継所 1位の城西大・本間は区間新の20分35秒でタスキリレー
(1)城西大 33分27秒
(2)東北福祉大 +54秒
(3)日本体育大 +54秒
(4)関西大 +1分01秒
(5)大東文化大 +1分03秒
◆3区=3・3キロ(石井鉄工所前~富士市交流プラザ前)
※区間記録 22年=米澤奈々香(名城大)10分03秒
◆1・65キロ 2位が日本体育大にかわる。
◆2・4キロ 2位の座を東北福祉大・平藤が奪還。立命館大・森安が4人抜きで2位集団が見えてきた
◆第3中継所 本澤がさらに2位との差を広げ、急きょ4区に入った澤井にタスキリレー。立命館大の順位を5つ上げた森安は区間賞。
(1)城西大 43分41秒
(2)東北福祉大 +1分02秒
(3)日本体育大東文化大 +1分04秒
(4)立命館大 +1分14秒
(5)日本体育大 +1分16秒
◆4区=4・4キロ(富士市交流プラザ前~クリーンセンターききょう前)
※区間記録 24年=山本釉未(立命館大)13分54秒
◆3・4キロ 澤井は少しペースダウン。しかし粘りの走りで首位譲らず。8位名城大が米澤の快走で5位まで浮上
◆第4中継所 1位の城西大・澤井は首位でタスキリレー。2位東北福祉大が37秒差。3位大東文化大は、47秒差でサラ・ワンジルにタスキリレー。名城大・米澤が区間賞で4位に
(1)城西大 58分23秒
(2)東北福祉大 +37秒
(3)大東文化大 +47秒
(4)名城大 +1分02秒
(5)立命館大 +1分10秒
◆5区=10・5キロ(クリーンセンターききょう前~ジヤトコ本社前)
※区間記録 21年=不破聖衣来(拓殖大)32分23秒
◆2キロ 大東文化大のサラ・ワンジルが2位に出る。首位城西大の金子と110m差に
◆3・4キロ 大東文化大のワンジルが城西大・金子の背中をとらえる位置まで差を詰めてきた
◆4・2キロ 大東文化大のワンジルが首位浮上。3位は東北福祉大・佐々木が一人で走る状態に
◆6キロ 大東文化大のワンジルが独走。2位城西大が13秒差つけられて通過。3位東北福祉大は25秒差、4位名城大は1分02秒差、5位立命館大は1分26秒差
◆7・8キロ 東北福祉大・佐々木が2位に浮上
◆第5中継所 大東文化大のワンジルが区間新はならずも今年も首位でタスキリレー
(1)大東文化大 1時間32分39秒
(2)東北福祉大 +47秒
(3)城西大 +56秒
(4)名城大 +1分39秒
(5)立命館大 +2分24秒
◆6区=6キロ(ジヤトコ本社前~遠州トラック駐車場前)
※区間記録 24年=福永楓花(立命館大)19分12秒
◆3キロ 2位城西大・窪田と3位東北福祉大・小林の2位争いが続く。大東文化大・蔦野も悲願の初優勝へ首位譲らず。
◆第6中継所 残り760メートルで城西大・窪田と東北福祉大・小林が2位で並ぶ。結果的に城西大・窪田が首位と24秒差までつめてタスキリレー。
(1)大東文化大 1時間52分35秒
(2)城西大 +24秒
(3)東北福祉大 +26秒
(4)名城大 +1分39秒
(5)立命館大 +2分56秒
◆7区=8・3キロ(遠州トラック駐車場前~富士総合運動公園陸上競技場)
※区間記録 20年=小林成美(名城大)28分26秒
◆1キロ 2位城西大の1年生アンカー大西が差を詰める。3位東北福祉大の3年生アンカー村山も懸命に走る。首位大東文化大の1年生アンカー秋竹との三つ巴の争いに
◆3キロ 上り坂で2位城西大・大西が先頭をとらえようとする。3位東北福祉大の村山も13秒差と虎視眈々と機械を伺う
◆3・9キロ 城西大が首位浮上
◆4・5キロ 10秒差の中に3チーム。城西大と3秒差で2位大東文化大、10秒差で3位東北福祉大が通過
◆5・1キロ 東北福祉大・村山が2位浮上、大東文化大が3位後退
◆5・7キロ 東北福祉大・村山が上り坂で首位浮上
◆7・3キロ 上り坂終わり、残り1キロで城西大が首位を奪い返す
◆ゴール 城西大の1年生アンカー大西が初優勝に2冠達成。東北福祉大は11秒差で2位。大東文化大は34秒差で3位でフィニッシュ
■出場校
| No | 学校名 | No | 学校名 |
|---|---|---|---|
| 1 | 城西大 | 13 | 拓殖大 |
| 2 | 大東文化大 | 14 | 東洋大 |
| 3 | 名城大 | 15 | 大阪芸術大 |
| 4 | 東北福祉大 | 16 | 中央大 |
| 5 | 立命館大 | 17 | 京都産業大 |
| 6 | 大阪学院大 | 18 | 駿河台大 |
| 7 | 筑波大 | 19 | 東京農業大 |
| 8 | 福岡大 | 20 | 関西大 |
| 9 | 順天堂大 | 21 | 神戸学院大 |
| 10 | 日本体育大 | 22 | 関西外語大 |
| 11 | 玉川大 | 23 | 全日本大学選抜 |
| 12 | 帝京科学大 | 24 | 静岡県学生選抜 |
■コース図
【展望】全日本覇者の城西大、前回覇者の立命大、王座奪還を狙う名城大が中心か












