日本陸連は13日の理事会で強化選手の規定を見直し、主に五輪、世界選手権のメダリストを対象とした新設の「ゴールドアスリート」に、ロンドン五輪男子ハンマー投げ銅メダルの室伏広治(ミズノ)を指定した。

 従来の格付けはS、A、B、Cの4段階だったが、ゴールドとシルバーの2段階に変更した。強化指定標準記録も設定し、指定選手には強化費をより重点的に配分する。

 シルバーは五輪、世界選手権の8位入賞者らが対象で、ロンドン五輪男子マラソン6位の中本健太郎(安川電機)、男子やり投げのディーン元気(早大)、女子長距離の福士加代子(ワコール)新谷仁美(ユニバーサルエンターテインメント)ら7人となった。

 男子400メートル障害の岸本鷹幸(法大)、同競歩の森岡紘一朗(富士通)、女子競歩の渕瀬真寿美(大塚製薬)も入った。