20年世界女王の梶原悠未(24=筑波大大学院)がエリミネーションで金、スクラッチで銀と2つのメダルを獲得した。

完璧を求める女王は、スクラッチでの敗戦に不満顔だった。奇襲の逃げを許しての2位に「(相手が)アタックをしてきたとき、私がすぐ前に出られる位置にいられなかった。反応が遅れた。めちゃめちゃ悔しい」と顔をしかめた。

この日の2種目はいずれも15日のオムニアムに含まれる。世界女王のユニホーム・アルカンシェルを着て走る本番は、負けられない。「マークされる中でも自分の走りをする」と意気込んだ。