<フィギュアスケート:世界選手権>◇27日◇さいたまスーパーアリーナ

 女子ショートプログラム(SP)はソチ冬季五輪6位の浅田真央(23=中京大)が、歴代世界最高得点となる78・66点をたたき出し、4年ぶり3度目の優勝へ首位スタートを切った。

 冒頭のトリプルアクセルを決めるとスピン、コンビネーションジャンプなど、そつなくまとめた。

 浅田は、2010年バンクーバー五輪でキム・ヨナ(韓国)がマークした78・50点と自己ベスト(75・84点)を大きく上回った。

 ソチ五輪銅メダリストのコストナー(イタリア)が2位(77・24点)、ソチ五輪5位のリプニツカヤ(ロシア)が3位(74・54点)と続いた。

 自己初の70点超えとなった鈴木明子は4位(71・02点)、村上佳菜子は10位(60・86点)となった。

 男子フリーが28日、女子フリーは29日に行われる。