<フィギュアスケート:世界選手権>◇28日◇さいたまスーパーアリーナ

 最終滑走だったSP6位の小塚崇彦は、演技時間の長いフリーでスタミナ不足を露呈、合計238・02点で6位に終わった。

 高橋の欠場で出番が訪れ、急ピッチで約3週間調整したが、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)でミスが続き「フリーはヘロヘロだった。3週間では追い付かない」と苦笑いを浮かべた。

 来季は4回転ジャンプの精度アップが課題となる。世界のトップ選手は高い成功率を誇るだけに、小塚は「試合の時にはまっている、というものではいけない。気合を入れてやりたい」と意気込んだ。