「ゴルフ流 Education」は中嶋常幸プロの子育て世代、指導者へのメッセージに続き、第2弾では、18年まで松山英樹プロのエースキャディー、現在はテレビ解説なども務める進藤大典(だいすけ)氏(39)の登場です。中3でゴルフを始め、明徳義塾高(高知)、東北福祉大では選手として、その後はプロキャディーとして国内外で活躍。同時に2児(中2、小3)の父という“現役子育て世代”でもあります。

17年4月、松山英樹(下)と進藤大典キャディー
17年4月、松山英樹(下)と進藤大典キャディー


◆進藤大典(しんどう・だいすけ)1980年(昭55)生まれ、京都府出身。東北福祉大では宮里優作、岩田寛らと同期。宮里に誘われてキャディーを始め、03年プロキャディーに。宮里のほか、谷原秀人、片山晋呉らのバッグを担ぐ。13年から18年まで松山英樹と専属契約、13年日本ツアー賞金王、その後の米ツアー5勝に貢献。現在は解説やイベントの事業が中心。4月に「ゴルフキャディ 世界で闘うために…」(主婦の友社)出版。


◆中嶋常幸(なかじま・つねゆき)1954年(昭29)10月20日、群馬県生まれ。父巌氏の英才教育で腕を磨き、73年日本アマで最年少優勝。75年プロ入り。翌年初勝利を挙げ、13年スターツシニアまで国内ツアー通算64勝、レギュラーツアー賞金王4回。青木功、尾崎将司とともに「AON時代」をつくる。88年全米プロ3位など、米メジャー4大会すべてでトップ10入りした初の日本選手、史上初の日本タイトル7冠達成。19年1月日本プロゴルフ殿堂入り。一方で12年から「トミー・アカデミー」を主宰し、畑岡奈紗らを育てた。静ヒルズCC所属。