<第85回箱根駅伝>◇3日◇復路◇箱根-東京(5区間109・9キロ)

 東洋大が、11時間9分14秒で出場67回目で初の総合優勝を飾った。往路を制して迎えた復路。山下りの6区で早大に抜かれたが、7区の飛坂篤恭(4年)が区間賞の走りで差を詰め、8区の千葉優(2年)が逆転した。往路の5区で区間新を樹立した柏原竜二(1年)が、MVPに相当する金栗四三杯を受賞した。

 16年ぶりの総合優勝を狙った早大は2位。3位には日体大が入った。連覇を狙った駒大は、往路の出遅れを取り戻せず、総合13位でシード落ちした。