<全国高校バスケット選抜優勝大会:桜花学園118-65津幡>◇女子2回戦◇24日◇広島グリーンアリーナ

 桜花学園(愛知=30年連続30回出場)が118点を奪って、津幡(石川=2年連続13回出場)に圧勝した。桜花学園は25日の3回戦で、岐阜女-札幌山の手の勝者と対戦する。

 高校総体優勝で、井上真一コーチ(66)就任後50度目の全国優勝を果たした桜花学園。第1クオーター(Q)から力の差を見せつけた。183センチの大黒柱・河村美幸(3年)、180センチの馬瓜エブリン(2年)がゴール下を制し、得点を重ねた。同Qは34-13。第2Qも攻撃の手を緩めず、28-13。前半だけで36点差をつけた。河村は第3Q中盤でベンチに下がったが、実に35点を奪う活躍だった。

 一方、津幡は坂本美樹(3年)根来真奈(3年)らがゴール下に切り込んで得点するも、点差は広がるばかり。後半も17点差をつけられ、力尽きた。