関商工が抽選で、14年ぶりの3回戦進出を決めた。

 立ち上がりから、互いにハーフウエーから22メートルラインの間で攻防を繰り返す。前半19分、関商工はラックから右に展開。最後はCTB名古路がトライ。SO荻のゴールも成功して7点を先制する。

 前半はこの後も一進一退のままだったが、後半に試合が大きく動いた。3分、大分舞鶴はラインアウトからモールに持ち込み、SH安部耕がトライ。CTB安部武がゴールを決めて追いつく。

 大分舞鶴はここから畳み掛ける。2分後に、右への展開からNO8幸重が逆転のトライを決めた。

 終盤に入ると、どちらもチャンスを得点につなげた。関商工は7分、相手のキックをチャージしたロック佐藤建が飛び込んで追い上げムードをつくると、20分にはラックから再び佐藤建がトライ。ゴールも決まって19-14と逆転した。

 粘る大分舞鶴は28分、モールから右につないでWTB矢野が同点のトライ。キックは決まらず同点のままノーサイドとなったが、抽選で関商工が3回戦進出の権利を引き当てた。