関西学院(兵庫)がBK陣の活躍で3回戦に駒を進めた。

 1回戦はFW陣が引っ張ったが、この日は両サイドをBK陣が疾走した。試合開始早々、左隅ラックからSH山内俊央(3年)-SO房本泰治(3年)とつないでノーホイッスルトライで先制。同9分に追いつかれるも、その後立て続けに4トライを奪って突き放した。前半の5トライはすべてBK陣によるものだった。

 後半も手薄になった中央を突破するなど攻撃の手を緩めず、つるぎ(徳島)に快勝した。安藤昌宏監督(45)は「今日は縦の意識があった。(ディフェンスに)つかまっても縦に行こうとしていた」と選手たちをたたえた。