深谷(埼玉)は天理(奈良)に負け、初の8強入りを逃した。

 前半は天理ペースで試合が進むも、高校日本代表候補SO霜鳥優太(3年)、FB山沢京平(2年)を中心に立て直す。20-24の後半17分には、中央10メートル付近からペナルティーゴールを山沢が決め、1点差まで詰め寄ったがあと1歩及ばなかった。

 山沢は「普通に悔しい。恐れる相手じゃなかったので、自分たちのラグビーをすればいけると思ったけど、取り切れなかった」と涙を流した。2年生ながら高校日本代表候補に選出され、兄は12年に日本代表候補にも挙がった拓也(21=筑波大)。注目度も高いが「全てにおいてもっと上の段階にいかないとだめだと思った」とさらなる飛躍を誓った。