石見智翠館(島根)が昨季の雪辱を果たし、8強入りした。

 モールで流通経大柏を圧倒し、トライを重ねた。17-14の後半22分には、敵陣でのこぼれ球にすかさずWTB平松祐人(3年)が足にかけて前進し、そのまま中央にトライ。同30分に5点を返されるも、猛攻を耐えしのいだ。

 昨年は2回戦で対戦し、7-10で敗れている。フランカー岡山仙治主将(3年)は「1年間この悔しい思いを過ごしてきて、やっと報われた」と話した。安藤哲治監督も「最後の最後までどうなるか分からなかった。去年ラスト2分で逆転されたので、今日は最後まで粘れた」とたたえた。