第6シードの錦織圭(日清食品)は世界ランキング95位のカレン・ハチャノフ(ロシア)を6-4、4-6、6-4、6-3で下し、2年ぶりに3回戦に進出した。
第3セット途中で雨による約2時間半の中断があったが、錦織は再開後も相手に反撃を許さなかった。
3回戦では世界42位のニコラ・マユ(フランス)と対戦する。
錦 織 | 3 | 6-4 4-6 6-4 6-3 | 1 | ハチャノフ |
- ハチャノフを下し3回戦進出にガッツポーズを見せる錦織(撮影・菅敏)
第4セット
選手名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
錦 織 | ○ | ○ | ◎ | ○ | ◎ | ○ | 6 | |||
ハチャ | ○ | ◎ | ○ | 3 |
※◎はブレーク、○はキープ、Tはタイブレーク
<第9ゲーム>6-3。0-30から盛り返して40-30。最後はサービスエースが出た。錦織が試合を決めた。
<第8ゲーム>5-3。30-30から錦織の深いショットが決まる。最後も決め、4ゲーム連取
<第7ゲーム>4-3。錦織のドロップショットが決まる。涼しい顔を見せた。錦織がキープしリード。
<第6ゲーム>3-3。錦織がバックの打ち合い制す。錦織がブレークバック。
<第5ゲーム>2-3。錦織のエースが決まるなど危なげなくキープ。
<第4ゲーム>1-3 ハチャノフのエースが決まるなど好調維持。ハチャノフがキープ。
<第3ゲーム>1-2 30-30からのラリーで、錦織のドロップショットがネットにかかり相手ブレークポイント。最後も錦織のショットが外れハチャノフがブレーク。
<第2ゲーム>1-1 40-0から、ラリーで錦織が連続ポイントを取り40-30としたが、最後は錦織がミスショット。ハチャノフがキープ。
<第1ゲーム>1-0 錦織のサーブから。30-40とブレークポイントを与えてしまう。それでも、計2度のブレークポイントをしのぎ錦織がキープ。
- リターンする錦織(AP)
第3セット
選手名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
錦 織 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | 6 | ||||
ハチャ | ○ | ○ | ○ | ○ | 4 |
※◎はブレーク、○はキープ、Tはタイブレーク
<第10ゲーム>6-4 積極的なリターンがはまり、錦織に0-40のブレークポイント。15-40から、ハチャノフのミスショットで錦織がブレーク。このセットを奪った。
<第9ゲーム>5-4 再開後最初のゲームは錦織のサーブ。中断前は少し調子を落としていた錦織だったが、いいリフレッシュになったか。ラリーに持ち込んで順調に相手ミスを誘う。40-0からのダブルフォルトは気になったが、錦織がキープ。
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雨が降り始め、一時試合を中断。両選手がいったんコートから引き揚げた。
約2時間半の中断後、両選手がコートに戻った。
- ハチャノフとの男子シングルス2回戦、雨で中断し控え室に戻る錦織(撮影・菅敏)
- 雨宿りするファンら(ロイター)
- スタンドから離れずに試合再開を待つファン(AP)
<第8ゲーム>4-4 錦織が強気のリターンで15-40とブレークポイント。強烈なサーブで返されジュースにもつれる。このゲーム3度のブレークポイントを錦織が決められず、ハチャノフがキープ。
<第7ゲーム>4-3 錦織は対照的に、サーブに苦しむ場面が目立つ。40-30からダブルフォルトでジュースに。それでも最後はサービスエースで決め錦織がなんとかキープ。
<第6ゲーム>3-3 ハチャノフのサーブが冴え、錦織はリターンに苦戦。ハチャノフがラブゲームでキープ。
<第5ゲーム>3-2 15-30とハチャノフが先行。ジュースまで持ち込まれ、錦織のミスショットでブレークポイント。ここをサービスエースでこらえると、3連続ポイントで錦織がキープ。
<第4ゲーム>2-2 ハチャノフが好調なサーブで終始主導権を握る。ハチャノフがキープ。
<第3ゲーム>2-1 15-30と錦織が先行を許したが、長いラリーから立て直してハチャノフのミスを誘った。錦織がキープ。
<第2ゲーム>1-1 このセットでもハチャノフのサーブが好調。40-15からサービスエースでハチャノフがキープ。
<第1ゲーム>1-0 40-15から、バックハンドショットがコーナーに決まり錦織がキープ。
- ハチャノフからポイントを奪われ、不満そうな表情で両手を広げる錦織(撮影・菅敏)
第2セット
選手名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
錦 織 | ○ | ○ | ○ | ○ | 4 | ||||||
ハチャ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | 6 |
※◎はブレーク、○はキープ、Tはタイブレーク
<第10ゲーム>4-6 強打のサーブが冴え、ハチャノフが先行。最後もサービスエースが決まりハチャノフがキープ。このセットを取り返した。
<第9ゲーム>4-5 15-0からリターンエースを決めるなどし、ハチャノフが15-40のブレークポイント。30-40から、錦織のショットが大きくはずれハチャノフがこのセット先にブレーク。
<第8ゲーム>4-4 ハチャノフが強烈なサーブで圧倒。ハチャノフがラブゲームでキープ。
<第7ゲーム>4-3 40-0から40-30まで迫られたが、最後はバックハンドショットが鮮やかに決まり錦織がキープ。
<第6ゲーム>3-3 ハチャノフのミスが重なりジュースまでもつれたが、ハチャノフが強烈なサーブで連続ポイント。ハチャノフがキープ。
<第5ゲーム>3-2 ラリーからミスショットを誘う展開で、錦織がキープ。
<第4ゲーム>2-2 40-15からサービスエースが決まりハチャノフがキープ。
<第3ゲーム>2-1 錦織が強気のサーブで優位に立ち、ハチャノフのミスショットが重なった。錦織がキープ。
<第2ゲーム>1-1 ラリーに持ち込んで錦織が先行する展開だったが、最後は錦織がミスショット。ハチャノフがキープ。
<第1ゲーム>1-0 安定したサーブで相手ミスを誘い、錦織がキープ。
- 男子シングルス2回戦でハチャノフと対戦し、リターンする錦織(撮影・菅敏)
第1セット
選手名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
錦 織 | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ◎ | 6 | ||||
ハチャ | ○ | ○ | ◎ | ○ | 4 |
※◎はブレーク、○はキープ、Tはタイブレーク
<第10ゲーム>6-4 0-30から、錦織のバックハンドショットがコーナーに決まりセットポイント。30-40から、ダブルフォルトで錦織がブレーク。第1セットを先取した。
<第9ゲーム>5-4 不運なネットインショットもあり、0-30と錦織が先行される。粘り強いラリーでポイントを重ね逆転し、錦織がキープ。
<第8ゲーム>4-4 ハチャノフがラブゲームでキープ。
<第7ゲーム>4-3 ハチャノフのミスショットを誘い錦織がキープ。
<第6ゲーム>3-3 錦織が15-40と先行。2度のジュースの末、ハチャノフがダブルフォルト。錦織がブレークバック成功。
<第5ゲーム>2-3 錦織のミスショットが重なり、0-40とブレークポイントを許す。15-40からダブルフォルトでハチャノフが先にブレーク。
<第4ゲーム>2-2 錦織が30-40とブレークポイント。ジュースになり、そこから連続のサーブポイントでハチャノフがキープ。
<第3ゲーム>2-1 錦織はファーストサーブが決まらず、40-15からジュースまで持ち込まれる。2度のジュースの末、相手ミスショットで錦織がキープ。
<第2ゲーム>1-1 錦織は果敢なリターンを仕掛けるが、ミスショットが重なった。最後はサービスエースが決まりハチャノフがキープ。
<第1ゲーム>1-0 錦織のサーブから。立ち上がりはまずまず。冷静に自分のペースに持ち込み、ハチャノフのミスを誘った。錦織がキープ。
- 錦織と対戦するハチャノフ(AP)