新潟アルビレックスBBが痛い星を落とした。リーグワースト勝率の西宮ストークスに85-100で完敗。クラブ初の3ケタ得点で大勝した前日から一転、今季ワーストの3ケタ失点で雪辱を許した。

 一夜明けると、別人のチームになっていた。第1戦で12本中10本の3点シュートを決めたシューティングガードの城宝匡史(35)は一転してリングに嫌われ、6本放って成功は1本のみ。センターのダバンテ・ガードナー(26)は43得点と孤軍奮闘したが、庄司和広監督(43)は「昨日の試合から心配していたが、ディフェンスのインテンシティ(強度)の低さが今日も出た」と残念がった。

 今季の1試合平均得点82・2はリーグ3位の攻撃力を誇る一方で、同失点81・4は同ワースト3位のアンバランスさ。庄司監督は「同じようなことを繰り返しているディフェンスの見直しは急務。早急に改善していきたい」と危機感を募らせた。