ソフトボールのジャパンカップ国際女子大会(11月2~4日、群馬・高崎)の会見が4日、東京都内で行われた。7月の世界選手権のメンバーから17人中5人を入れ替えた宇津木麗華監督は「東京五輪(オリンピック)を見据えて、いろんな選手を競争させながら育てていきたい。自分たちにプレッシャーをかけながら優勝したい」と意気込みを語った。

日本は世界選手権の決勝でライバル米国に敗れたものの、8月のアジア大会では5連覇を達成。36歳のエース上野由岐子(ビックカメラ高崎)は自身に続く若手投手陣の成長を課題に挙げ、「どの球種でも同じコースに投げ続けるスキルがないと世界では通用しない。年齢的にも、立場的にも経験を伝えていきたい」と話した。

大会は日本、米国、オーストラリア、台湾の4チームで争われ、日本は3連覇を目指す。