駐車場運営最大手のパーク24が18日、柔道の19年世界選手権東京大会(8月25日~9月1日)にプレゼンティングパートナー(冠スポンサー)として協賛することを発表した。

同社は10年に柔道部を創設。実業団の強豪として知られ、92年バルセロナ五輪男子78キロ級金メダルの吉田秀彦氏(49)が総監督を務めている。

男子では、12年ロンドン五輪、16年リオデジャネイロ両五輪66キロ級銅メダルの海老沼匡(29)や、リオ五輪60キロ級銅メダルで世界選手権2連覇の高藤直寿(25)、17年世界選手権73キロ級王者の橋本壮市(27)らがいる。女子では、18年世界選手権78キロ超級金メダルの朝比奈沙羅(22)や、17年世界選手権48キロ級金メダルの渡名喜風南(23)らが所属している。

全日本柔道連盟の山下泰裕会長は「本大会は20年東京五輪と同会場の日本武道館で開催される、柔道の歴史においても極めて重要な大会。世界最高峰の柔道家たちが熱い試合を繰り広げ、観客の皆さんに感動をお届け出来るよう、パーク24とともに大会の成功に向けて全力を尽くす所存でございます」。同社の西川光一社長は「プレゼンティングパートナーとして参画できることを大変光栄に思います。厳しい稽古を積んできた選手が存分に力を発揮できるよう、観客の皆さまと大会を盛り上げ、武道の聖地である日本武道館で開催される本大会が素晴らしいものとなるよう貢献してまいります」とコメントした。