フィギュアスケート男子で18年平昌オリンピック(五輪)銀メダリストの宇野昌磨(21=トヨタ自動車)が6日、自身の公式サイトで7月から始まる新シーズンの振付師を発表した。

ショートプログラム(SP)は羽生結弦(ANA)が金メダルを獲得した18年平昌五輪フリー「SEIMEI」などの振り付けで知られる、カナダのシェイリーン・ボーンさん(43)。女子の紀平梨花(関大KFSC)や坂本花織(シスメックス)とも新たにコンビを組む名振付師から、新しい引き出しが生まれそうだ。

フリーはカナダのデービッド・ウィルソン氏(53)で、こちらも世界的な振付師だ。宇野の振り付けはこれまで樋口美穂子コーチ(50)が担当してきたが、今月3日に同コーチから巣立つことを発表。「当初は昨年と同じプログラムをリベンジする予定でしたが、環境を変えるに伴い、以前エキシビションプログラムの振り付けでお世話になったシェイリーン・ボーンさんとデービッド・ウィルソンさんに依頼させていただきました」と経緯を説明した。

新シーズンに向けては8月中旬から振り付けを開始し、お披露目は8月の後半を予定。「2人が持つアイデアは自分の引き出しからは全く想像できないものが多く、とても楽しみにしています」とつづった。