体操男子で五輪2連覇の内村航平(30=リンガーハット)が、全日本種目別選手権(22、23日・高崎アリーナ)を欠場することになった。17日までコンディションを見ながら出場の可能性も探ったが、4月の全日本選手権で予選落ちする原因となった両肩痛などの回復具合を考慮。シードされている鉄棒の決勝を見送ることになった。

全日本種目別は世界選手権(10月、ドイツ)の代表最終選考会となるが、既に代表入りの可能性は事実上なくなっていた。今後は8月の全日本シニア選手権(福井)での復帰を目指す。