競泳の日本勢は金2、銀2、銅2のメダル6個で大会を終えた。

白血病で闘病中の池江、休養していた萩野と中心的存在だった2人がいない中で、平井ヘッドコーチが目標に掲げた「金を含む複数メダル」をクリアした。男子主将の瀬戸は200メートル、400メートル個人メドレーで2冠=東京五輪代表に内定。平井HCは「選考会(日本選手権)の結果からすればよく出せたと思う。下手をすれば、メダル3個ぐらいかもしれないと思っていた」と話した。

一方で大会では女子背泳ぎで世界記録を出した17歳のリーガン・スミス(米国)のような新星も出ており「来年の東京五輪で水泳が終わるわけではない。若手の強化が追いついていない危機感はある」と話した。