世界4位の大坂なおみ(21=日清食品)が、大会自身初の決勝に進んだ。18年全豪優勝で同19位のウォズニアッキ(デンマーク)に6-4、6-2のストレート勝ち。決勝では同1位のバーティー(オーストラリア)と対戦する。対戦成績は大坂から1勝2敗。

今大会は4大大会に次ぐレベルのプレミアマンダトリー。大坂は、18年にツアー初優勝を遂げたBNPパリバオープンに続く同クラスの決勝進出となった。

大坂は、過去2戦全敗でセットさえ奪ったことがない相手に対し、力強いショットで対抗。1度も自分のサービスゲームを失うことなく、30本の決定打をたたき込み、第1セットを6-4で奪うと、そのまま第3セットも突き放した。

これで、ツアー4勝目を達成した9月の東レ・パンパシフィック(大阪)から負けなしの9連勝だ。準々決勝を勝ったことで、上位8人しか出場できない10月27日開幕のツアー最終戦WTAファイナル(中国・深セン)へ2年連続での出場も決まった。

もしバーティーに勝って優勝すると、7日発表の最新世界ランキングで3位に復帰する。