体育の日にちなんだ恒例の「スポーツ祭り」が14日、東京都北区で行われ、各競技のトップ選手が参加した。

水泳の世界選手権で女子400メートル個人メドレー銅メダルの大橋悠依(23=イトマン東進)は、16年リオデジャネイロ・オリンピック(五輪)代表の清水咲子らと水泳教室で小学生約50人を指導。「みんなかわいかった。パンパシフィック選手権の競泳帽をかぶった子に、会場で応援していたと声を掛けてもらい、自分が思っている以上にレースを見てくれているんだと感じた」と目を細めた。

自国開催で盛り上がるラグビーW杯に話題が及ぶと、「応援のパワーもすごいと思う。スコットランド戦は終盤を見ていた」。チャンネルを変えるまではW杯バレーボール男子を観戦していたそうで、「男子バレーもかなり好調。(10日の)ロシア戦を勝ったことで魅了された」。他競技からも刺激を受けている様子だった。

18日には24歳の誕生日を迎える。「すごくいい年齢で五輪を迎えられる。来年の誕生日に、いい1年だったと思えるようにしたい」。新たな年齢での最初の大会は20日の新潟スプリント(新潟県立長岡屋内総合プール)で、その後26日開幕の短水路日本選手権(東京辰巳国際水泳場)と連戦する予定だ。