フィギュアスケート競技は男子フリーを行い、日本の鍵山優真(16=星槎国際高横浜)が166・41点を挙げて1位。合計239・17点でショートプログラム(SP)3位から逆転の金メダルを獲得した。

首位と6・96点差でフリーに臨むと、冒頭で4回転トウループを決めるなど躍動。終盤にトリプルアクセル(3回転半)も成功させる圧巻の演技で、15~18歳が争う世界最高峰大会を制した。フリーの自己最高得点も更新した。

アルベールビル五輪、リレハンメル五輪に出場した正和さんを父に持つエリート。日本選手団の旗手も務めており、自ら日の丸チームに勢いをつける金メダルとなった。昨年は全日本ジュニアで優勝し、12月のシニアの全日本選手権では宇野昌磨、羽生結弦に次ぐ3位。ブレーク中の高校1年生に新たなタイトルが加わった。