全農カーリング日本混合ダブルス選手権最終日が1日、札幌・どうぎんカーリングスタジアムで行われ、松村千秋(27=中部電力)谷田康真(25=コンサドーレ)組が決勝で藤沢五月(28=ロコ・ソラーレ)山口剛史(35=SC軽井沢ク)組を7-4で下し、初出場初優勝を飾った。

「フジヤマ」は3連覇を逃した。藤沢・山口組は決勝でミスが響いて一歩届かなかった。2点を追う最終エンドは有利な後攻も、ハウス中央に集まった相手のストーンを崩せなかった。藤沢は「完敗に近い」と悔しい表情。女子4人制の世界選手権(14日開幕)に出場する藤沢はこの日、カナダに向けて出発した。「悔しい気持ちをモチベーションにしたい」と切り替えた。