フィギュアスケート女子で4大陸選手権2連覇中の紀平梨花(18=N高東京)が20日、出場予定だったグランプリ(GP)シリーズ第4戦フランス杯(11月13~15日、グルノーブル)が新型コロナウイルスの影響により中止となったことにSNSでコメントした。

「いつも応援ありがとうございます! この度、グランプリシリーズフランス杯が中止となってしまいました。大変残念ですが、コロナウイルスの感染者が再び急増しており、皆様のご健康の為に、またさらなるコロナウイルスの拡大を防ぐためには仕方のないことでした。これからも次の試合に向けて今まで通り毎日全力で頑張っていきたいと思います。また皆様に成長した姿をお見せできる日を楽しみにしています。皆様もお身体にお気をつけてお過ごし下さい。(今季の新しいショートプログラムの一部をご覧ください。)」。

インスタグラムに書き込み、練習でSPの演技をする動画を投稿した。ステップシークエンスやスピンなどの演技では、片手をついて側転するフィギュアスケートでは珍しい動きも披露した。

GPシリーズの中止はスケートカナダ(10月30~11月1日、オタワ)に続いて2大会目。フランス杯には日本勢では紀平の他、男子の宇野昌磨(トヨタ自動車)、島田高志郎(木下グループ)が出場予定だった。