年末年始にかけて、サッカーやラグビーなどの高校スポーツ全国大会が各地で開催される。日刊スポーツ東北版では、競技別に東北の代表校を全チーム紹介します。第1弾は「冬に輝く」バスケットボールです。全国高校バスケットボール選手権が12月23~29日、東京体育館などで開催される。

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聖和学園(宮城)は県決勝で昨年女王の明成(現仙台大明成)に雪辱し、2年ぶり29度目の選手権出場を決めた。ポイントガードの丸山輝瑠(ひかる)主将(3年)は昨年の決勝終盤に相手守備に対応できず、ミスで流れを与えて失点を許し、連覇を逃した責任を感じていた。今年は悔しさをバネに、磨き上げた精度の高いパスとドライブで優位に攻撃を展開し、チームを鼓舞し続けた。

1年時から丸山主将とベンチ入りの中野麗(3年)は、18年まで在籍した2学年上の今野紀花(20=米ライビル大)とのプレーを夢見て、青森から進学した。インサイドを主戦場とし、173センチの身長を生かして得点を重ねる。同主将がチームのムードメーカーと認める中野は「全国で勝つことしか頭にない。ディフェンスからの速攻を持ち味に、1試合ずつ勝ち上がりたい」と力を込めた。

同校の最高成績は4強で、前回出場の18年はエース今野を擁して3回戦敗退。丸山主将は「前回は先輩のおかげで、全国レベルを経験できた。メインコート(準決勝以上)に立って、先輩たちを超えたい」。攻守で走り切る伝統の聖和バスケを披露し、1つずつ勝ち上がる。