2020年、新型コロナウイルスはスポーツ界を激動の1年にした。東京オリンピック（五輪）・パラリンピックの延期が象徴的。五輪開幕1年前の7月23日には競泳の池江璃花子が1人で国立競技場に立ち、来夏の開催へ希望の聖火を天に掲げた。各担当記者がこの1年の話題を「2020　取材ノートから」と題し、振り返る。

8月、東京都特別水泳大会の女子50メートル自由形で力泳する池江
8月、東京都特別水泳大会の女子50メートル自由形で力泳する池江

連載一覧

(1)聖火輸送と同時に進んでいた日本のシナリオ

(2)池江璃花子の美学、再起へ８月復帰戦を選んだ理由

(3)渋野日向子「価値ある１年」苦しみの中に見えた光

(4)朝乃山と半年ぶり対面取材　お互いに有意義な時間

(5)もがく久保建英「受けたい位置で戦うため」

(6)世界選手権８連覇リネール撃破の影浦心の「光と影」