19年ラグビーW杯日本大会で日本代表の8強入りに貢献したリーチ・マイケル主将(32=東芝)らが11日、若手の人材を育成する「JiNZプロジェクト」を発足した。

同プロジェクトは、リーチら9人がこれまでのさまざまな経験を生かし、社会に貢献できる若い人材を生み出すことを目的に立ち上げた。主な活動は、チャリティーイベントの開催や学生・留学生支援、学生チームや企業との提携など。プロジェクトリーダーを務めるリーチは、HPを通じて「JiNZは次世代にチャンスを与えるプロジェクトです。今まで私自身もたくさんの方にチャンスを頂きました。私の経験を伝え、社会に貢献できる人材の育成を目指していきます。そして私もまだまだ成長していきます。このチャレンジをとても楽しみにしています」とコメントした。

リーチの他、サブリーダーの立川理道(クボタ)、トンプソン・ルーク氏(近鉄アドバイザー)、浅原拓真(日野)、小倉順平(キヤノン)、松井千士(キヤノン)、梶村祐介(サントリー)、古田京(慶大医学部)、齋藤直人(サントリー)が参加している。

プロジェクト名の「JiNZ」はリーチが考案し、人材育成の頭文字と日本(Japan)とニュージーランド(NewZealand)の意味が込められている。後日、リーチと立川がオンライン会見を開く予定。