男子の開志国際(新潟)は2回戦で延岡学園(宮崎)に120-90と2試合連続100点ゲームで大勝した。3年連続の出場でウインター杯2勝は初。ただ1人の先発2年生・SG内田貴斗はチーム2番目の19得点。3点シュートを決めるごとに指で決定数を示し、コートを走った。初の8強を目指し、今日26日は、仙台大明成(宮城)と対戦する。

    ◇    ◇    ◇  

コートを走る内田に余分な力は入っていない。前日24日の初戦(117○48専大付)で全国大会初出場。「第1、第2クオーター(Q)の前は震えていた」と話したが、1試合を経験し緊張から解放されていた。第1Qに41-19で突っ走ったチームの勢いに乗った。10分間で得意の3点シュート2本を含む12得点。「みんなから『3点シュートを狙え』と言われていたので思い切り打った」。普段通りのプレーで存在感を示した。

3点シュートを決めるたびに内田は指を突き立てた。1本目は1本、2本目を決めると2本。この日は指を3本まで突き立てた。実は3点シュート数と同じ数の指を立てるのは2年3組のクラス担任の提案だった。「学校にもクラスにもバスケット知らない人がいる。(テレビを)見ている人にも分かるように何本目かを合図して欲しい」。その言葉を守った。今日26日、初の8強入りが懸かる3回戦、仙台大明成戦は「両手の指を使いたい」。

普段から3点シュートの練習を徹底的に行ってきた。1回の自主練習で100本から150本決めるまで続けた。多い時は200本決めるまでやめなかった。先発でただ1人の2年生は緊張が解ければ怖いものなし。「いつも通りやれば、自分たちは強い」と自信を胸に秘めていた。【涌井幹雄】