連覇を狙う桜花学園(愛知)の主将で司令塔の江村優有(3年)が本領を発揮した。
ポイントガードとしてゲームメークをしながら、この日は積極的にシュートを狙った。開始1分で得点を決めると、京都精華学園の空いたスペースに果敢に切り込みゴールを量産。ナイジェリア人留学生オコンクォ・スーザン・アマカ(3年)の27得点を上回る、32得点を記録してチームを準決勝に導いた。
前日ミーティングでの井上真一監督の「点を取ってこい」の指示で、スイッチが入った。「32点を取ったのは初めてです。ゲームメークをしっかりしながら得点を狙っていきました。ノルマは果たせたかなと思います。周りがリバウンドを拾ってくれたり、動いてスペースをつくってくれました」と、満足げな顔で試合を振り返った。
1回戦から圧勝で準決勝まで勝ち上がった。前評判通りの圧倒的な強さ。準決勝の相手は高知中央に決まった。「優勝のプレッシャーは感じていません。でも目標は優勝ですが、先ばかり見ていてもいけない。一戦一戦しっかり戦って、最後に優勝して笑顔で終わりたい」。チームの精神的な支柱でもある主将に、過信はなかった。


