バスケットボールBリーグ1部(B1)の川崎ブレイブサンダースは31日、辻直人(31)が退団することを発表した。辻は先日発表された東京オリンピック(五輪)日本代表候補メンバー20選手の1人。9シーズン所属した川崎を離れ、今後は新たな所属先を探す。

シューティングガードとして活躍してきた辻は川崎を通じ、「自分自身、このクラブでキャリアを終えるのだろうなと勝手に思っていました。しかしこのたび契約満了となり川崎ブレイブサンダースを離れることとなりました」とコメントした。

大阪府出身の辻は、京都・洛南高から青山学院大に進み、12年に東芝(現川崎)に入団。今季はレギュラーシーズン全59試合に出場し、52試合で先発。1試合平均約22分間プレーし、9・1得点を挙げた。チャンピオンシップ(プレーオフ)でも準々決勝、準決勝の全4試合で先発した。