28日にテニスの4大大会、ウィンブルドンが開幕する。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、大会は中止に追い込まれた。第2次世界大戦の影響で40～45年に中止になって以来の出来事で、今年は2年ぶりの開催。現時点では総観客の50％を入れることが認められ、男女シングルスの決勝は、100％の約1万5000人の観客が認められることになった。

誤解している方も多いのだが、ウィンブルドンは「全英」ではない。主催が同国のテニス協会である全豪、全仏、全米とは違い、ウィンブルドンの主催はオールイングランドクラブという民間だ。民間の大会が肥大したものと考えて良く、ウィンブルドンはあくまでウィンブルドンにすぎない。大会はWOWOWで全日生放送、WOWOWオンデマンドでライブ配信される。