バスケットボールBリーグ1部(B1)に昇格した群馬クレインサンダーズは1日、東京都内で会見を開き、元日本代表のベテラン五十嵐圭(41)が加入すると発表した。

五十嵐は5季在籍したB1新潟アルビレックスBBを退団することが決まっていた。

司令塔のポイントガードを務める五十嵐は会見で、「トップリーグでの優勝経験がなく、優勝したいという思いはもちろんある。周囲からは41歳のベテランが、と言われることもあるが、まだまだコートで引っ張っていける自信を持っている」と意気込みを述べた。

20-21年シーズンは新潟で47試合すべてに先発し、1試合平均約25分のプレーで7・5得点、4・1アシストをマーク。「群馬でも役割は変わらない。ベテランだからとベンチに座って試合を見ている選手ではないと自分自身でも思っている」と力強く話した。

◆五十嵐圭(いがらし・けい)1980年(昭55)5月7日、新潟県生まれ。福井・北陸高から中大へ進み、3年時にインカレ準優勝。卒業後は日立に加入し、日本代表として06年世界選手権に出場。09年にトヨタに移籍し、10年から三菱電機名古屋へ。16年に新潟に移籍した。身長180センチ。妻はアナウンサーの本田朋子さん。