20年全日本ジュニア女王でシニア1年目の松生(まついけ)理乃(16=愛知・中京大中京高)が、70・27点で2位発進した。

基礎点が1・1倍の演技後半に組み込むルッツ-トーループの連続3回転などを着氷させ「(SP)70点をずっと目指していた。点数を出せたけれど、少し危ないジャンプがあった。しっかり決まれば、70点を超えることもできてくると思います」と自信をつけた。

新SPは「A quoi ca sert lamour」で樋口美穂子コーチの振り付けだ。22年北京五輪シーズンの勝負曲とし「去年とはイメージが違う、明るくて、楽しい曲。見ている人が少しでも楽しくなっていただけるように、笑顔で滑ることを目標にしています」と誓った。【松本航】