女子テニスの大坂なおみ(24=日清食品)が、米下着ブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」の広告塔に就任したことが明らかになった。
同社のインスタグラムで大坂がアンバサダー「ザ・VS・コレクティブ」の新たな仲間になったことを発表し、写真とともに「アスリート、平等の擁護者、デザイナー、企業家」と紹介している。大坂も自身のインスタグラムで、「素晴らしい女性たちのグループに加わることができてとても興奮しており、誇りに思っています。子供の頃はこんなことが可能だなんて思っていなかった」と喜びをつづっている。
ヴィクトリアズ・シークレットといえば、「エンジェル」と呼ばれるスーパーモデルを起用した豪華なファッションショーで人気を博してきたが、多様性の欠如や性差別主義などが批判されるようになり、今年6月にブランドの再構築を発表。「エンジェル」を廃止し、それに代わって多様性を反映した外見を基準にすることなく選ばれた「ザ・VS・コレクティブ」が新たにブランドの顔となることが決まり、サッカー米国代表のスター選手ミーガン・ラピーノやモデルのヘンリー・ビーバー、2022年北京冬季五輪出場が期待されるスキーの新星アイリーン・グーらが就任していた。大坂は「テニスは個人スポーツであるため、チームや集団の一員になることはめったにありません。素晴らしい女性たちと一緒にVS・コレクティブの一員として何を成し遂げられるのかとても興奮しています」とコメントしている。
1977年にカリフォルニア州サンフランシスコで設立されたヴィクトリアズ・シークレットは、ミランダ・カーやジゼル・ブンチェンら多数の人気モデルを世に輩出。エンジェルに選ばれることがトップモデルへの登竜門とも言われてきたが、時代とともにブランド力は低迷し、大胆な改革を余儀なくされていた。(ロサンゼルス=千歳香奈子)


