バレーボール男子の東レとラグビーの静岡ブルーレヴズはこのほど、三島市と協力し、同市内で体験教室を開いた。

両チームの合同開催は初めて。県内在住の小学1~6年生、72人が参加した。日本代表MB高橋健太郎(27)ら東レの現役選手6人が、バレーボールを指導。ブルーレヴズ育成チームのスタッフ3人が、ラグビーを教えた。高橋は「スポーツの楽しさを伝える活動は貴重な時間」と、教室の意義を語った。

バレーボールでは、レシーブやトス練習の後、プロ選手のアタックに対して、児童がレシーブを体験。ラグビーのパスやタックルも学び、ボールを追った。参加した藤沢月花(つきか)さん(富士今泉小5年)は「楽しかった。プロ選手の高さとパワーには驚きました」と振り返った。三島市の夏休み子供イベントの一環で行われ、プロチームの参加で会場は盛り上がった。【山口昌久】