女子の新潟中央が2年連続の全国大会・ウインターカップ(12月23日開幕=東京体育館ほか)出場に王手をかけた。準決勝は北越に67-52で快勝。第3クオーター(Q)の39-41の場面でSG熊倉日向(3年)が2連続の3点シュートを決めて逆転し、逃げ切った。出場枠2校の昨年は2位で進出。出場枠が1となった今回は決勝で8年連続出場の開志国際と全国を懸けて対戦する。出場枠3校の男子は4校による決勝リーグ第1日で開志国際と帝京長岡がともに2勝を挙げ、全国出場を決めた。
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精密機器を搭載したように正確な、熊倉の3点シュートだった。2本のロングシュートが勝利への“号砲”にもなった。第3Q終盤、スコアは39-41。左サイドから2連続で3点シュートをリングに沈めて逆転し、突き離した。「自分に自信をもって、思い切り打った」という長距離弾は相手にダメージを与えた。それ以後はリードされる場面も、並ばれる場面すらなかった。
エースの自覚が大事な局面での迷いないシュートにつながった。「私がシュートを打つなら大丈夫と、仲間に信頼されるようにやってきた」と熊倉は言う。朝は誰よりも早く自主練習を開始。体育館が開く午前7時からシュート練習を繰り返した。ショートホームルームが始まる午前8時35分の15分前まで、試合を意識しながら打ち続けた。全体練習後の自主練習も「練習でダメだったところを補う」をテーマに課題克服に努めた。関川哲平監督(46)は「3年生たちは驚くほど自主練習している」と言う。5人いた3年生のうち4人が引退せずに冬を目指している。
3日には女子バレー部が全国大会、「春高バレー」の初出場を決めた。バレー部員から「いいバトンを渡すからね」と言われた熊倉は引き継いだバトンを持って優勝でのフィニッシュを誓う。今日6日の決勝の相手は14年の創部以来連覇を続ける開志国際。県高校総体では53-55で敗れた相手だ。「開志(国際)を倒すという目標でやってきた」と熊倉はターゲットを前に身を引き締めていた。【涌井幹雄】
■開志国際&帝京長岡 男子2強決めた
圧倒的な強さで2強が抜け出し、ウインターカップ出場を決めた。インターハイ準優勝校の開志国際は新潟商戦は124-61、北越戦が131-77。昨年のインターハイとウインターカップでともに準Vの帝京長岡も北越戦120-38、新潟商戦104-54とすべて100点ゲームだった。今日6日は2強が直接対決。勝った学校がウインターカップの第2シードを手にする。開志国際の富樫英樹監督(60)は「やることをやって、いい感じでウインターカップに向かいたい」。帝京長岡の柴田勲監督(53)は「デイフェンスの強度が、どの程度上がっているか」と堅い守備から勝機をうかがう。出場枠3の第3代表は6日の新潟商と北越の対決で決まる。


