こんにちは。仙台89ERSヘッドコーチの藤田弘輝です。10、11日はカメイアリーナ仙台で大阪と対戦。勝てるチャンスは十分にありましたが…連敗を喫しました。

第1戦は67-72。何となく負けた試合というか、非常にモヤモヤが残りました。相手のセカンドチャンス、ターンオーバー(攻守の切り替え)を減らしていれば勝ち切ることができました。でも、後半はエナジーよくできていたと思うので、第2戦は見ていて気持ちのいいバスケットを目指して試合に臨みました。

しかし、その第2戦は72-81。ゲームの入りには十分に気をつけていたつもりですが、第1Qが11-27と16点のビハインド。みんな勝ちたい気持ちはあるのですが、チームが1つになって勝ちにいくことに気持ちが向かない時がある。それは信頼関係がまだ築けていない証し。「信頼」というのは1つ1つのプレーをお互いがしっかりやることで生まれる。だからこそ、信頼関係をつくっていくことを意識してプレーしてほしいとあらためて思いました。

これで3連敗。負けが続いて、しんどい状態ではありますが、第4Qを30-14と、9点差まで追い上げたように、危機感を持って、激しく守備のインテンシティ(強度)を上げて、オフェンスをアグレッシブに長くできればもっといいチームになれると思います。

14日千葉戦も試合巧者の千葉さんに62-78で押し切られて4連敗。でも、雪がちらつく寒い中、ホーム・ゼビオアリーナ仙台に集まっていただいたブースターにはすごく感謝しています。次の17、18日横浜BC戦もホームでの戦い。みなさんに勝利を届けられるように頑張ります。黄援よろしくお願いいたします。

<第1戦>

ネイサン・ブース、ラショーン・トーマスが両軍最多の17得点。だが、他の選手の得点が伸びず、ホーム5連戦は敗戦スタートに。しかし、負傷離脱していた田中成也、小寺ハミルトンゲイリー、加藤寿一が元気にプレー。チーム全員がそろう明るい材料も。

<第2戦>

今季3度目の3連敗。第1Qに3P6本を許すなど、11-27のスタート。この16点差が最後まで重くのしかかり、第4Qに30得点を挙げて猛反撃したものの、時すでに遅し。これで6勝12敗の借金「6」となり、東地区6位となった。