日立ハイテクに入団が内定しているアーリーエントリー選手の森岡ほのか(札幌山の手3年)が、21日の地元デビュー戦に続き2試合連続で途中出場した。

最終第4クオーター(Q)残り6分37秒からコートに入った。残り4分58秒の場面ではディフェンスリバウンドからの速攻で、得点とはならなかったが、自らドリブルドライブで攻め込んだ。

この日最初の得点は、残り2分19秒で迎えた58-79とリードを許す場面。まずは2点シュートを成功させた。残り1分52秒では、左サイドからWリーグで初の3点シュートを決め連続得点を挙げた。

「ボールをもらう前から打つと決めていた。手応えはあったし、相手に同学年の横山智那美が出ていて、負けたくないという気持ちがあったので、絶対決めたいと思って打ちました」

試合終了間際、残り17秒の場面でも3点シュートを決め会場を沸かせた。

21日のデビュー戦では、10分43秒の出場で3得点1アシストに終わった。同じくアーリーエントリーで出ているトヨタ自動車の横山智那美(桜花学園3年)はU18女子日本代表でチームメートになるなど、お互いに意識している存在。この日3得点の横山に対し、森岡は6分37秒出場し3点シュート2本含む8得点1リバウンドと、ライバルに負けじと結果を残した。

「昨日よりは緊張しないでできた。昨日はボールを持った時にすぐ焦って打ってしまって、自分のシュートフォームじゃなかったり、タイミングが違った。今日はボールをもらった時にシュートは狙うけどしっかり落ち着いて狙おうと思って打った。自分のペースでできてよかった」と振り返った。

今後へ向け「まだまだできることはいっぱいあると思うので、チームの力になれるようにこれからもっと頑張っていきたい」と気持ちを高めた。