女子はRISE(社会人2位、静岡市)が浜松開誠館高(高校1位)を55-51で下し、初優勝した。昨年と同一カードとなった男子は藤枝明誠高(高校1位)が浜松学院大(社会人5位)を62-51で退け、2年連続の優勝を決めた。優勝の2チームは、来月16~17日に行われる天皇杯・皇后杯(全日本選手権)の1次ラウンドに進出できるが、藤枝明誠高は出場の決まっているU-18日清食品トップリーグと日程が重なり、天皇杯出場を辞退。準優勝の浜松学院大が県協会の推薦で出場する。

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藤枝明誠が2年連続で格上を下した。大学生チームに前半からリードを奪い、中盤以降4度追いつかれるも、最後は11点差をつけて逃げ切った。40分間オールコートで戦いきった選手らについて金本鷹(よう)監督(33)は「相手にリズムを崩させ、51点と少ない失点に抑えられたのはよかった」と評価。フィジカルで負けない守備にも「明誠のスタイルの1つとして確立したい」と続けた。

チームは今月7~11日、長野で3年連続となる足腰を鍛える合宿を行った。毎朝午前6時から山道を8キロ走り込むなどの下半身づくりを徹底。その効果を試合で発揮した。一方で冬の選手権や今後を見据えた布陣で大会に臨んだ。先月8強入りした全国総体にSGで出場した赤間賢人(3年)はPGとしてコートに立った。「周りをもっと生かすプレーをしないといけない。難しいけど楽しい」と赤間。先発を含み1年生メンバーも積極的に起用した。

今後は来月10日に初戦を迎えるトップリーグに向かう。総体準々決勝で負けた東山高(京都)も参加するリーグ戦。赤間は東山高へのリベンジに燃え、「選手権でも倒さなければいけない相手」。その先の冬の日本一奪取を目標に掲げた。

 

推薦で天皇杯に初出場する浜松学院大・大口真洋監督(47) 県決勝は藤枝明誠高さんに2年連続で敗れたが、昨年の20点差を縮めることはできた。天皇杯出場の機会をいただき、1つのチャンスと思って全員で試合を楽しみたい。