国際オリンピック委員会(IOC)は16日にインドのムンバイでIOC総会を開き、2028年ロサンゼルス五輪(オリンピック)の追加種目として、野球・ソフトボール、フラッグフットボール、クリケット、スカッシュ、ラクロスの5競技を承認した。

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フラッグフットボールは五輪で初めての実施となる。

都内では日本アメリカンフットボール協会(JAFA)、日本フラッグフットボール協会の幹部や日本代表選手らが生中継を見守り、快挙を喜んだ。

JAFAの寺田昌弘会長は「ここに向けて努力してくださった関係各位に感謝申し上げます。これを機に日本でもフラッグフットボールの楽しさがより浸透して競技者が増加すること、そして同時に、アメフトにもより注目が集まっていくことを期待しています」。女子日本代表の近江佑璃夏(24=BlueRoses)は「フラッグフットボールは戦略的に、自分たちで考えるのが魅力。バスケットボール、サッカーのセットプレーを、毎回やるような感じです。『相手チームがどういうディフェンスをしてくるから、どういうオフェンスをするのか』を考えながらチャレンジする。ただ体を動かすだけでなく、頭を使いながら取り組めるスポーツです」と魅力をアピールした。

◆フラッグフットボール アメリカンフットボールを起源に生まれ、日本には90年代後半に本格的に伝わった。タックルの代わりに選手の両腰につけたフラッグを取る。コンタクトはなくブロック、タックル、キックは認められていない。5人対5人で行い、フィールドは50×25ヤード(45・75メートル×22・90メートル)。前後半各20分。4回の攻撃権があり、4回までにハーフラインを超えれば、さらに4回までのプレーが可能。相手のゴールにボールを持ち込むと得点。守備側はボールを持った選手のフラッグを取ったり、相手が投げたボールを奪って前進を止める。最初の4回の攻撃でハーフラインを超えさせない、次の4回の攻撃で得点させなかった場合に攻撃権を得る。得点時も攻守交代。タッチダウンは6点。他にタッチダウン後のボーナスポイントで1~2点、守備側に2点が入る場合などがある。