仙台大(宮城)出身の南一輝(24=エムズスポーツクラブ)が23日、練習拠点の同大を訪れ、高橋仁学長(68)らにパリ五輪出場に向け、決意表明した。今月3日から練習を再開し「去年よりは良いスタートを切れた」。昨年3月、種目別ワールドカップ(W杯)で披露した新技「後方かかえ込み2回宙返り3回半ひねり」が同年7月に「MINAMI(ミナミ)」として正式認定され、「名前をつけた以上はオリンピックでミナミを使っての優勝が目標」と力を込めた。
昨年は全日本種目別選手権のゆかで5連覇、跳馬で初優勝。世界選手権で団体金メダル、種目別ゆかで銀メダルを獲得するなど、「自分がやりたいことができた1年。すごくいい1年だった」と振り返った。今後は3月の種目別W杯(アゼルバイジャン・バクー)などに出場予定。「技自体はすごく良い感じにできている。世界選手権で出た着地の課題を修正し、パリにつなげたい」と意欲を示した。
パリ五輪で金メダルを獲得し、最高の1年にする。南は24日が24歳の誕生日。辰(たつ)年生まれの「年男」は、今年の意気込みを聞かれ、「勝負の年。勝ちにこだわっていきたい」と言い切った。色紙に記したのは「金」の1文字。スタートラインとなる日本代表入りを果たすべく、貪欲に結果を求めていく。【相沢孔志】


